この日は早く起きて、世界遺産にも登録されているポルトヴェーネレ方面へ。
フィレンツェからは電車でだいたい2時間ぐらい。だから日帰りもできる。

一度行って、とても気に入った場所なのでまた行きたいと思って選んでみました。
ただ、前回は車で行ったから全然わからず(笑)
人に聞いたり色々ネットで調べたりしてわかった部分も多いので非常に助かりました。
ので、もしたまたまこのブログに検索でたどり着いた方にも何か役に立てればと思うので
載せておきます。
La Speziaから船でPortovenere行こうと思ったんだけど
時間的にちょっと難しいかなと思ったので、La Speziaの駅から徒歩で10分ぐらいの
バス停から「11P」のバスに乗って行きました。
ただの「11」だとPortovenereまで行かないので注意!
駅にあるインフォメーションに行って聞けば、バス停も丁寧に教えてくれます。
そんなに難しい場所ではないです。
もし船で行くときはこの時刻表を。
http://www.navigazionegolfodeipoeti.it/htm/ita/orari_e_tariffe.php
このページに行くと、なぜかVernazza発の時刻表になっているので、
イルカのマークの下にある青い線のところに「seleziona la partenza」というのがあるので
出発地La Speziaを選んでcercaをクリック。
(チンクエテッレなどの他の場所から、もしくはチンクエテッレ行きの船に乗る場合もここから調べられます。)
バスに乗るときには事前にタバッキとか街角で新聞・雑誌を売っているお店で買ってください。
バス停の近くにもあります。
行き先によって値段が違うようなので、ポルトヴェーネレまでと伝えて買います。
片道1.45ユーロ…だったと思う(笑)ちなみに船だと4ユーロ。
バスの時間はだいたい20分に1本はあります。割と便利かも。
帰りもバスでと考えている人は、バス停の周りの景色をよく覚えておいてください。
イタリアのバスはアナウンスがないので、自分が降りたい近くの場所まで来たら
自分でベルを鳴らさなければなりません。
バスだと約30分でポルトヴェーネレに着きます。終点です。
カラフルなかわいい家が並んでいます。
この日も快晴!
ここで泳いでいる人たちもいます。
下も見えるぐらい海がきれいだし、気持ちよさそう。
これから断崖絶壁の上に建つ、サンピエトロ教会に向かいます。
途中、おもしろいものが。人間チェスができるね(笑)
こんな風景も見えてきます。
歩きながら右の方を見てみますとー
窓みたいな穴があってのぞいてみると…
こんな光景が見えます!ここは夏だと海水浴客がもっといます。
前回来たときにはここで泳ぎました!すごくきれいでしょ?
今回泳いでた人たちを見ると、こんなのをつけて泳いでました。
潜っているひとがここにいる、っていう目印?「SUB」って書いてあったかな。
見ていたら、どうやらタコを捕っていたみたいです。
階段を登ってやっと着きました!
中に入ってちょっと外に出ると…
真下は海。すごい場所に建っている教会です。
歩いてきた方向。
ここ!大好きな場所です!ここから見る夕焼けは最高にきれい!
間だからちらりと見える風景もなかなかです。
こんなにちかくまでうみねこに接近したのは初めてでした!
にゃぁにゃぁ鳴いてた(笑)

街中の風景。

少しぶらりとして、お昼ごはん。
行こうと思っていたお店Trattoria La marina da Antonioがなぜか閉まってる…
何も書いてないし、もうちょっとしたら開くかなぁ?とまた一周して戻ってきても
誰もいなくて開く気配なし。もしかしたら休みなのかなー…
おなかすいたからもうしょうがない…とそのとなりのとなりぐらいにある
Trattoria da ISEOってとこに入ってみた。
Alice al limone(イワシのレモンマリネ)とMuscoli al vino bianco(ムール貝の白ワイン蒸し)
Calamari fritti(イカのフライ)を頼んだ。
Muscoli al vino bianco!これを食べるのが目的でした(≧∇≦)
ポルトヴェーネレではこのムール貝を養殖してる場所があります。
イタリア語でムール貝はCozze(コッツェ)というんだけど、
ここらの地域ではMuscoli(ムスコリ)って言います。
これが絶品!おさらにいっっぱいだし!
白ワインといただきました。
ムール貝のうまみたっぷりのスープにパンを浸して食べます。
りぃだーがこの旅で、いちばんおいしかった!と言ってました。
他のもすごくおいしかったよ。
シンプルなのになんでこんなにおいしいんだろ?
っていう料理がイタリアにはいっぱいある気がする。
ただのサラダにしろ、果物にしろ。たぶん素材がいいんだろうなぁ。
夜までここPortovenereにいようと思っていたんだけど
おみやげでも買って早めに友達の家に帰って、夕飯たべるかーと
お昼を食べた後にここをあとにしました。
Portovenereはこぢんまりした街ですぐにまわれるけど、とてもいいところです。
NHKでいつだったかこの場所を生中継してから、
たぶん少し日本人観光客も増えてきたのではないかなと思いますが
まだまだ少ないと思います。
途中駅にあるピサの斜塔もいいけど、あたしはこっちのほうがおすすめかも(笑)
帰りもバス。
バスの時間は最初に写真に撮っておいたから大丈夫だったんだけど
船で帰るかもと思ってて帰りのチケットを買ってなかったので、
チケットがありそうなお店にいく。
すると、インフォメーションに行けばいいと言われる。
途中でタバッキがあったので買えるだろうと行ってみたら
バス乗り場のところに自動販売機があるからそこで買え、と言われる…
やべー、時間がなくなってきた…チケットの自販機が見あたらない。
バス乗り場まで急ぐと、もう出発しようとしてる。
「チケットをここらへんで買えって言われたんだけど、どこにあるの??」
と、バスの運転手に慌てて聞くと、
「待っててあげるからこの裏にある自販機で買っておいで!」って言われて
走って買いに行ってセーフ。親切なひとでよかったぁ。
帰りのバスの中、またまた高校生が大騒ぎ。ほんっっとにうるさい!
大人もあまり注意しないんだよね…
ケータイは大声で話すし着信音もでかい音量だし(これは大人もw つか、何年も変わらない)
ここは教室じゃないんだからよーーー!!!と頭の中では思ってたけど
外国人である自分はなんだか言えない。
バスの中で何かを見つけてはすぐにネタにして、悪口言ったり騒いだり。
するとケータイのスピーカーで大きな音を出して音楽を聞きだした男の子が。
なかなかやめなくてイライラしてると、りぃだーが耐えかねたらしく
「うるせーよ!!!」と直接怒鳴る。
ポカーンとしてあたしの方を見て、「…音を下げればいいの?」と聞いてきたから
「そう」とだけ言った。
そしたらやめたけど、騒ぐのは相変わらず。
あたしが最初に運転手とイタリア語で話していたのを見て、
イタリア語がわかると知ってたからだと思うけど、あたしたちの悪口は一言も言ってなかった。
これでわかってないと思ってたら、きっとあたしたちの悪口大会になってたんだろう(笑)
郷に入っては郷に従え、だけどこれってどうなんだろうw
だまって我慢するしかないのか、なにか言うべきなのか。
日本でも注意できない大人がいるから、悪いことがわからない子供も多いわけで。
イタリアの大人が注意しないのならしないほうがいいのか。
おじゃましてるうちらが怒ってもいいものか。
わっかりませーん。
さて、行きのバス停にちかい景色になってきたのでそこで降りました。
向かいには乗ってきたバス停が。合ってた。良かった。
不安な人はLa Speziaの駅にちかいところで降りたい、と言っておけば
教えてくれる。はず(笑)たまに言っておいても忘れちゃう運転手いるんだよねw
チンクエテッレはLa Speziaから電車でそんなにかからないから
ほんとはチンクエテッレも行こうと思っていたのだけど、
やはりまだあまり歩かない方がいいかなということでやめて、
18:30ぐらいにフィレンツェに着く電車に乗った。
が…(続く)
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